カテゴリー: 観光施設

速報 梅の芳香漂う偕楽園 水戸の六名木

日本三名園のひとつ

金沢の兼六園、岡山の後楽園と共に日本三名園のひとつに数えられている偕楽園です 江戸時代、天保13年(1842年)水戸藩第9代藩主徳川斉昭公により当時は山だった場所を造成して造られました 文武を学ぶ藩士が余暇休養を領民とともに楽しむ場として江戸時代当初から毎月「3」と「8」の付く日は領民にも開放されていました
偕楽園全体の面積は合計約300haで、実に東京ドーム約64個分です 今回も東京ドームです 公園としては、ニューヨーク市のセントラルパークに次いで世界2位の面積を誇ります

表門から一の木戸を抜けると竹林や大杉森、クマザサが茂る閑寂な「陰の世界」がつづきます さらにその先へ進むと好文亭が現れ、見晴らしも良くなり景色が一変し「陽の世界」を感じることが出来ます この「陰と陽の世界」とは斉昭が意識的に「陰」「陽」の世界観をつくられたとも言われていて、西半分の竹林・杉森が陰、北東の梅林が陽とされ、陰陽この二つの相反する調和によって万物は健全に育成するという原理に基づいて、人間も屈伸して心身の調和を図り修養しなさいとの事ですが、ぼくには深すぎです 好文亭というのは斉昭公が設計し園内の中ほどに位置し木造二層三階建ての好文亭本体と木造平屋建ての奥御殿からなりここに文人墨客や家臣、領内の人々を集めて詩歌や慰安会などを催された場所です

多種多様の植物

偕楽園には約100種類、3000本の梅が植えられて香しい早春を告げてくれます 2月下旬から3月下旬にかけて開催される梅まつりを皮切りに梅、つつじ、秋には萩、初冬には二季咲桜と園内に花々が季節を届けてくれます
偕楽園の南側に位置する千波湖には偕楽園橋を渡って行くことが出来ます 332000平方メートルの大きさの千波湖の周囲が遊歩道になっていてサイクリングロードもあり、ジョギングを楽しむ多くの方を見かけます 湖には白鳥や黒鳥などさまざまな鳥や魚が生息し、湖畔にはボート乗り場があり湖面をボートでのんびりクルージング出来ます

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偕楽園の開園時間

偕楽園本園
  2月20日~9月30日  6:00~19:00
  10月1日~2月19日  7:00~18:00
偕楽園を除く区域
               0:00~24:00
  ※イベント開催時には変更があります

好文亭の利用案内
  開館日   12月29日~31日を除く毎日開館
  開館時間  2月21日~9月30日 9:00~17:00
        10月1日~2月19日 9:00~16:30
  入館料   一般大人 200円 小人100円
        団体(20人以上)大人150円 小人80円

        ※70歳以上の方は入館料が割引きになります