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縁起のいい初夢「一富士、二鷹、三茄子」につづく四、五、六って知ってる?

✫なぜに、この三つ


万年、夢見る系 ナイスガイのタコシです

 

一富士、二鷹、三茄子

これは、江戸時代に生まれたことわざで、初夢に見ると縁起が良いものの順番とされています

なぜ、この三つなのでしょう

由来については諸説ありますが、一番有力なのが「徳川将軍家に縁の深い駿河の国(現在の静岡県)説」ですね

 

✫諸説紛々ですが


慶長10年(1605年)、徳川家康は将軍職を息子の秀忠に譲り、隠居先をゆかりの地である駿河に決めました

久しぶりに戻ったとき、家康が驚いたのが茄子の値段の高さで
こんな言葉を残しています

「まず一に高きは富士の山、次は足高山、そして初茄子」

駿河で二番目に高い山である「足高山」が「タカ」と訛り

「富士、鷹、茄子」となったという説

 

他にも、駿河といえば「富士山」

家康は鷹狩りが趣味だったことやナスが好物だった説などあります

 

こうして生まれたことわざには、実は続きがあります

 

 

✫四扇 五煙草 六座頭 


「四扇」「五煙草」「六座頭」とつながる

「扇」は扇ぐために使われるだけでなく、お祭りや舞踊のときに使用する小道具です

「煙草」は、祭りやお祝い事など、人が集まる席になくてはならないもので、どちらも縁起物とされていました

「六座頭」の座頭とは、髪の毛を剃った盲人を指します

『座頭市』と聞けばピンとくる人も多いのではないでしょうか

髪の「毛がない」ことから、「怪我ない」を表すとされて、家内安全を願う象徴となったわけです

このことわざは、庶民の間で大流行しました

宝船や七福神のように、いかにも縁起がいいものではないところが肝です

意味がわからないからこそ、神秘的で惹きつけられるのです

頭のいい商人は「一富士、二鷹、三茄子」の絵を刷り物にして、年末に売り出していました

その紙を枕の下に敷いて寝ると、すべて夢に出てくるという触れ込みを謳い

就寝前の自己暗示で、成功した人もいたでしょう

扇や煙草、座頭が生まれた由来も諸説ありますが、いまだに判明していないようです

恐らく、さらに儲けようとした商人たちが、絵を売り出すために無理やりこじつけて作った説が濃厚です

商魂が見え透いたのか、覚えるには長すぎたのか、結局流行らずに「三茄子」以降は廃れてしまったようです

 

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