◎卵は茨城県が生産量全国一なのに・・
卵は一日に何個まで食べていいのか?
卵は体に良いのか悪いのか?
という大変興味深い研究結果を米大学が発表しました
豊富な栄養を持ち「完全食」と呼ばれる卵ですが、健康に与える影響は賛否両論で、長らく「一日に何個までなら食べていいのか?」という卵論争が繰り返されてきました
卵にはコレステロールが多く含まれます
そのため何となく「卵は一日一個」と子供の頃から刷り込まれて育ってきましたよね
◎卵と長寿
毎日3個の卵を90年にわたり食べていたイタリア人女性は2017年117歳でこの世を去ったことから「卵を食べると長寿に繋がる」と紹介されることもありました
ゆでたまごが好物の坂東英二さんも御年79歳でお元気ですもんね
しかし、今年3月こうした卵論争に一石を投じる最新研究がアメリカで発表されました
◎卵は高リスク
ノースウェスタン大学が医学雑誌「JAMA]に発表した論文によると、卵を一週間に3.4個食べる人は全く食べない人に比べて心筋梗塞や脳梗塞のリスクが高く、早死にする危険性があるとのことです
◎何個まで食べていいの?
UCLA医学部助教授の津川友介氏は「この研究結果は現時点では最も信頼性の高いものです」と話されています
結局、何個まで食べていいのか?
津川氏によると「この研究結果では何個までは大丈夫とする上限はされていません つまり、摂取量が少なければ少ないほど病気になるリスクは低くなると考えられています」と説明しています
ただし、卵の摂取量は栄養状態や食事内容、年齢によっても変わる可能性があるとしています
いずれにしても卵はできるだけ控えた方がいいという事のようですね