✫20代女性を中心に
悪化し続ける日韓関係
残念なことに茨城空港からのソウル便も9月19日から運休になってしまいました
しかし、20代の若年層を中心に「韓国に行きたい!」という日本人は増え続けているようです
現地には、政治問題を超えた“魅力”があるのです
✫韓国内で高まる反日の機運
韓国の元徴用工らに対する日本企業の損害賠償問題を契機に、こじれ続ける日本と韓国
韓国は9月17日、輸出管理の優遇措置を適用する「ホワイト国」から日本を除外する計画を承認しました
日本はすでに8月時点で韓国を「ホワイト国」から除外しており、両国間の問題は“泥沼化”しつつありますが・・
ニュースでは日韓の政治的な問題が多く報じられていますが、じつは、日本国内で『韓国ツアーへの申し込みが減っている』ということはありません
観光庁によると、今年8月、韓国から日本を訪れた旅行者は、前年同月と比べて48%減少しました
しかし、日本から韓国へ旅行に行く人は増えています
韓国観光公社の資料により作成した「日本人の韓国入国者数」のグラフを見てみると、今年7月に韓国を訪れた日本人は27万4,830人です
これは、前年の同月と比べて19.2%の増加しています
うち女性は64%、世代別で見ると最も多いのは21〜30歳で、27%という結果です
✫韓国コスメ
9月14日、15日に朝日新聞は、韓国への好悪について全国的に世論調査を行いました
18〜29歳の調査対象のうち『韓国が好き』と答えた人数は、『嫌い』と答えた人数を10%上回りました
現在、韓国が発信する文化は10代、20代の学生に好まれており、彼らが旅行客の中心層になっているようです
なぜ、若い層を中心に、韓国旅行者は増え続けているのでしょうか?
日本人観光客のお目当ては、カフェ巡りと“美容大国”ならではの韓国コスメなのです
「インスタ映え」を狙ったオシャレな内装のカフェは韓国国内で続々と登場し、それまで韓国旅行に興味がなかった女性も、足を運ぶようになりました
また、ソウル市内にある『OLIVE YOUNG』という国内最大のビューティショップには、必ずといっていいほど日本人旅行客がいます
現在、韓国コスメは日本からオンラインでも買えますが、送料を考えると現地で購入したほうが安い場合がほとんどなのです
9月上旬、韓国に訪れた24歳女性は、旅行の動機について
「ネットで見つけた、安くてかわいい韓国コスメを、現地で試してから買いたくて……。とくに最近は“ウォン安”なので、『行くなら今がチャンス』と思い、旅行を決めました」
9月19日現在のレートは1ウォン=約0.09円(三井住友銀行調べ)
昨年9月時点での1ウォン=約0.102円と比べ、ゆるやかにウォンが安くなっているのも、渡韓の背景になっているようですね
✫どうした韓国
若い女性たちにとって日韓がギクシャクしていることと、カフェ巡りやコスメは別問題のようです
そりゃそうですよね
若い女性に限ったことではなく多くの日本人が最近の韓国はどうしちゃったのだろうと思っているでしょう
歩み寄ってほしいものです