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ブラックバス釣りの愛好家たちが猛反発「用水路の水抜いちゃダメ」

✫市も釣り人もSOS

茨城県潮来市内の農業用水路で10月、テレビ東京系のバラエティー番組「緊急SOS!池の水ぜんぶ抜く大作戦」の撮影があります

市にとっては粗大ゴミを撤去し、バスなどの外来魚も駆除して水郷の原風景をよみがえらせる絶好の機会なのですが・・

バス釣りの愛好家たちは「外来種も生物」などとインターネット上で駆除に反発

市役所に抗議電話が相次いでいるとのことです

✫環境美化

番組では、水をくみ上げて現れた外来生物やゴミを地域住民に協力してもらって取り除き、池などを浄化する予定

今回の対象は、潮来市東部を流れる幅約7メートルの用水路約1・3キロの区間

両端をせき止めて約3万トンを排水する計画で、この用水路にはブラックバスが生息し、愛好家たちがバス釣りを楽しんでいます

用水路は東関東道・潮来インター出口に近く、用水路の前にある「道の駅いたこ」(潮来市前川)には、年間200万人以上とされる鹿島神宮(鹿嶋市)の参拝者らが立ち寄ることが多いそうです

用水路は1級河川の前川に流れ込み、市街地へと通じているため、市は用水路を浄化して観光船を運航させ、道の駅の客に市街地まで来てもらいたい考えています

✫抗議殺到

市街地を流れる前川では、初夏と秋に手こぎの櫓(ろ)を使う「ろ舟」が往来しています

市はさらなる街のにぎわいにつなげようと、道の駅を発着する観光船の運航を検討していたところ、番組収録の打診がありました

市や水路を管理する「潮来市土地改良区」は、家電製品などが不法に投棄されている可能性も否めないようです

ところが、番組の予定を知った釣り愛好家を名乗る人たちが、ネット上に「もう潮来には行かない」、「(釣り客が減って)飲食店に金が落ちず経済的な打撃を受ける」などと書き込んでいるらしですね

市には全国から200件以上の抗議メールや電話が寄せられています

市の担当幹部は「潮来に日本一の水郷・水路を整備するのが目的だ。

番組関係者らの協力を得て臨むので、理解してほしい」としています

✫手を取り合う

バス釣りの愛好者の気持ちも分からなくはないですが、しかしながら今やブラックバスはどこにでもいる魚になっています

このポイントが他の場所より異常に釣れるとは考えにくいですよね

なので、大きな心で「きれいにしてあげてね」

というくらいの気持ちで見届けてあげては、なんなら一緒に手伝ってみてはどうでしょう

何か変わるかもしれませんよ

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