カテゴリー: 観光施設

日本人8人目プリツカー賞受賞した磯崎新氏が手掛けた水戸芸術館

水戸市のシンボルタワー

昔流行ったスネークキューブを捻ったようなユニークなデザインが特徴の建物、水戸芸術館のタワーです 1990年平成2年3月22日開館しました
高さ100メートルでチタン製の正三角形のパネルを57枚組み合わせて造られたこのタワーですが正式名称は無く、パンフレットなどには「塔」と記されています 塔には上がる事ができ(有料です)、地上86メートルにある展望室には小さめの窓が付いているのですが、景色は大変見にくいです・・・
見にくいだけで全く見えないわけではないのでご安心を

この塔の総合設計を手掛けたのは世界的にも有名な建築家の磯崎新氏で、水戸芸術館の他にも大分県立大分図書館、群馬県立近代美術館、つくばセンタービルなど設計していてどの建築物も個性的なデザインです 海外ではロサンゼルス現代美術館やバルセロナの競技場パウラ・サン・ジョルディの設計も手掛けているそうです
そんなグローバルに活躍されている磯崎氏が水戸芸術館を設計する際に「多目的ホールにしないこと」を強く意識していたそうです
これは、ヨーロッパの都市の多くのコンサートホールとオペラ劇場、ギャラリーはそれぞれ別の建築物として存在しており、街のシンボルとして大切にされてされているという事で、水戸芸術館も同じように多くの人から愛される存在になってほしいという思いもあるのかも知れません

イベント、コンサート会場

コンサートホール、劇場、ギャラリーという専用の施設をもっているのが特徴の水戸芸術館です エントランスは高さ11メートルの吹き抜けで本格的なパイプオルガンが設置してありコンサートなどが行われます
コンサートホールATMは、クラッシックの音楽専用ホール 六角形のステージを座席が囲み、三本の大きな柱が特徴的で目を引きます
ACM劇場は472~636席まで座席数可変の劇場で舞台を小さくして座席数を増やしたり、舞台を階段状に変えることが出来る
屋外中央に大きな広場があり、野外コンサートやフリーマーケットも行われます
タワーのご利用はおすすめです 週末でも以外と混雑していません
人混みが苦手な方、今がチャンス!です この次は茨城が翔ぶ予定なので比較的空いている今のうちにどうぞお越しください

芸術館の運営

開館時間 9:30~18:00(公演のある日は公演終了まで)
   ・ギャラリー 9:30~18:00(入場は17:30まで)
   ・塔  平日 9:30~18:00
      土日祝 9:30~19:00(悪天候の時は中止)
   ・ミュージアムショップ コントルポアン 10:00~18:30
   ・レストラン ブランシェ  11:30~15:00
                 17:00~22:00
休館日 毎週月曜日(月曜日が祝日の時は火曜日)
料金  コンサート、劇場、ギャラリーの開催は有料
    広場、エントランスはご自由にお入りいただけます
   ・塔     大人200円(小・中学生100円)
   ・館内見学ツアー 500円(小・中学生400円)
住所 水戸市五軒町1-6-8
TEL 029-277-8111