カテゴリー: 観光施設

1400年前の歴史を感じよう茨城「虎塚古墳」

◎国指定遺跡 虎塚古墳

茨城県ひたちなか市には国指定史跡「虎塚古墳」があります

歴史の教科書で見覚えがあると思いますが、狭小の壁面にオレンジ色で落書きしてる”あれ”です

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    これです

虎塚古墳壁画は毎年、春と秋に一般公開しています

今秋は、令和元年10月31日(木曜日)から11月4日(月曜日)の5日間

令和元年11月8日(金曜日)から11月10日(日曜日)の3日間 

計8日間です

◎虎塚古墳について

ここからはマニアックな部分です

本郷川右岸の台地上に築かれた前方後円墳です

全長56.5m、前方部幅38.5m、高さ5.7m、前方部が発達した古墳時代後期古墳の特徴をもっています

1973年8月16日に発掘が開始され9月12日に後円部の凝灰岩製横穴式室内に保存状態が良好な彩色壁画が発見されました

壁画は凝灰岩の表面に白色粘土をぬりベンガラ(酸化第二鉄)で連続三角分や環状などの幾何学文と勒(ゆぎ)、槍、楯、大刀など当時の武器や武具等の豊富な文様が描かれています

石室の内部からレ点チェックは成人男子の遺骸の一部と副葬品の小太刀、刀子、鉄鏃(てつぞく)などが出土しました

墳丘の特徴や出土遺物から古墳時代末期7世紀初め頃(約1400年前)に造られたと考えられています

◎虎塚古墳 春の様子

虎塚古墳外観は、常時無料で見学できます

◎十五朗穴(横穴墓群)

虎塚古墳から約300m離れたところには県指定史跡「十五朗穴」があり、こちらも常時無料で見学できます

壁画の公開にあわせてお越しいただき

茨城の歴史を是非感じてください

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