海軍パイロット訓練施設
当方のブログをご覧いただき至福の極みです 今回は予科練平和記念館です
こちらの施設では戦争の歴史とその時代に海軍パイロットを目指した少年たち
予科練生について詳しく知ることができます
ぼくもそうでしたが、若い時って戦争の体験談や終戦後の食料難、復興など大変な時代を過ごされた方々のお話を聞く機会がよくありましたが、その頃は正直「苦労話の押し売り」だ!くらいにしか思わず、あまり聞く耳などもちませんでした が・・・歳を重ね、家族が増えると・・
社会の分別もつき、考え方も少しずつ変わっていきました 尊い命を犠牲にしてこの国の未来を信じて散っていった方々が築き上げた平和な日本を心から感謝したいと思います
予科練とは
「海軍飛行予科練習生」を短くした呼び方です 20世紀は世界中で飛行機の開発が進み日本も遅れをとらないようにと、当時の海軍パイロットの訓練をする制度をつくりました これが予科練です
多くの若者が訓練生に
予科練の試験は14歳半から受けることができました 今の中学2年生から高校生くらいの少年たちが多く受験しました 1930(昭和5年)から太平洋戦争が終わるまでの15年間に全国から24万人が予科練に入りました このうち戦争に参加したのは、約2万4千人で80%にあたる約1万9千人もの方が亡くなっています ほとんどの予科練生は戦争が激しくなってから入隊したので、途中で訓練が中止されてしまい、彼らは防空壕を作ったりして終戦をむかえました
展示室が7つある理由
予科練生の制服のボタンが七つだったからです この7という数字は世界七大陸、七大洋を駆け回って活躍してほしいという願いと軍歌にもあります「月月火水木金金」土日返上で厳しい訓練を受けるという意味があります 予科練平和記念館ではこの七つのボタンにちなんで展示室が7つあります
まとめ
展示品の中には予科練生が家族へ宛てた手紙などがあり、どんな気持ちで書いたのかと思うと身につまされる思いです 戦争で命を懸けて平和を築いてくれた方々の思いをぼくたちは守っていく義務があるとおもいます 現在でも世界中で紛争や戦争がおきていますが彼らは「同じ地球人同士で何故、争うのか?」ということに、どうして気づかないのだろう
ご利用案内
所在地
稲敷郡阿見町大字廻戸5番地1
開館時間
9:00~17:00
(入館は16:30まで)
休館日
月曜日(祝日の場合は翌日)
TEL 029-891-3344
観覧料金
一般(大学生以上)500円
小・中・高生 300円
団体(20人以上)400円
小・中・高生 240円